教科書には次のように書いてある。
(+3)+(-4)=-(4-3)=-1
この式を素直に丸写しして解答している生徒が、中にはいるかもしれない。しかし、この式をすべて書いていては時間の無駄だし、なにより「この時は足すんだっけ?引くんだっけ?マイナスをつける?つけない?」とこんがらがってしまう可能性が高い。
正負の数の加法・減法は、カッコがなければ数直線を動かして簡単に解くことができた。
なので、( )が最初についている式は、( )を外してやれば、解くことができるのだ。
後は( )の外し方だが、本文にもあるように
- +の数を足す
- +の数を引く
- -の数を足す
- -の数を引く
の4パターンしかない。1と2、3と4はそれぞれ反対の動きだし、1と3、2と4もそれぞれ反対の動きをすることは、すぐに理解できるだろう。さらに練習を積めば、いちいち( )を外さなくても答えが分かるようになるはずだ。