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yはxの二乗に比例する。という言葉が突然出てきた。いったいなんのこっちゃ、と思う人も多いだろう。簡単に言えば、「増え方が一定の速度で増えていく」ものである。
例えば、坂でボールを転がした場合。最初はゆっくりだったボールはだんだん早くなっていくだろう。その結果、ボールが転がった距離yは、ボールを転がしてから経った時間xに比例する。
あるいは、一定の割合で加速する電車の走る距離yは、電車が発車してから経った時間xの二乗に比例する。
日常生活では、これらのように「加速する物体の」「進んだ距離」「経過時間」あたりがyはxの二乗に比例する、という現象を分かりやすく伝えてくれるだろう。