三度、各務原市に財宝を埋めた。点Aを通り直線mに垂直な線と、直線nの交点に埋めてある。
今回は「点Aを通り直線mに垂直な線」を作図しなければならない。ある直線に垂直な線のことを垂線と言う。
作図方法を示す。まず、点Aにコンパスの針を置き、半円を描く。
次に②と③の作業だ。手順は
②:①で書いた半円と直線mの交点にコンパスの針を置き、弧を描く。
③:①で書いた半円と直線mの交点にコンパスの針を置き、弧を描く。
とすればよい。
そして、点Aと②③の交点を直線で結べば、直線mに垂直な線が書ける。
よって「点Aを通り直線mに垂直な線と、直線nの交点」の場所は、上図矢印の箇所になる。
「垂直な線の作図」と言われたら、この方法を思い出そう。
なお、垂線の作図にはもう一つパターンがある。点Aと直線mが離れている場合だ。
しかしこのような場合でも、上で示した垂線の書き方と同じように書くことが出来る。
作図の方法を三度にわたり紹介してきた。作図の問題は様々なものがあるが
- 垂直二等分線
- 角の二等分線
- 垂線
の3つを上手に利用し、解いていくことになる。基本の作図方法は何度も練習して忘れないようにしておきたい。