途中式の書き方

前章・正負の数加減・問題演習

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なぜか小学校では、計算を横に進めていく。しかも、最近は異様なまでに「式」を書かせることを徹底しているので、式が長くなる傾向にある。

しかしそのまま中学生になっても、誰も式の書き方など教えてくれない。授業でも扱わない。計算量が増え、式がとても長くなる計算を、横に横に書いていくと、上の問題のように悲惨なことになる。

計算が出来る子、あるいは計算が速い子は、式の書き方も上手だ。イコールを縦に結んで、次にどこを計算すればいいのか、どこを考えればいいのかを視覚的にも分かりやすくして解いている。

また計算を縦に書いていくと、自分で問題練習をしていて、計算をどこかで間違えてしまった時、どこをどう間違えたのかも発見しやすい。間違えた→赤ペンで答えを書いて終わり。では全く意味がないので、「どこをどのように間違えてしまったのか」「そしてそのミスは二度と繰り返さないようにする」ということは意識しておかなければならない。

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