リンゴを2つ持っている人が3人いる。全部でリンゴは何個あるだろうか。という質問は、日常的だし分かりやすい。かけ算も2×3=6で全部で6個ある、という計算は簡単だろう。
ところがマイナスの数を扱うようになると、リンゴを-2個持っている人が-3人いる、などという状況が出てくる。-2個のリンゴというものは視覚的にイメージできないため、分かりづらい。そこで上記のように、数直線を使ったイメージで考えてみると納得がいくと思う。
かけ算割り算のルールそのものは次の4つしかない。
- +×+=+
- -×+=-
- +×-=-
- -×-=+
あるいは
- +÷+=+
- -÷+=-
- +÷-=-
- -÷-=+
というものだ。
割り算では割り切れないときは分数にする癖をつけておくといい。10÷3=3.33333333….など割り切れない数があるので、中学以降、少数はあまり使わない。