切片が分からないときの一次関数の式の求め方

↓タップで拡大↓

切片が分からないときの一次関数の式の求め方

一次関数のグラフね、切片見て傾き求めて終わりでしょ!と思っていると、今回のような問題が解けない。切片を目分量で読み取るのは無理があるし、仮にそうやって求めたとしても数学の問題を解いた気にならないだろう。

そこで別のアプローチ。2点が決まれば直線が一つに決まることを利用する。グラフから2点を取り、傾きを求める。あるいは連立方程式を解く。そして傾きと切片を求め、一次関数の式を作る。これは、以前扱った

と全く同じである。

「この問題はこうやって解く」「この問題はこう」と決めてかからずに、いろいろな知識を総動員して解くことが出来るのも、数学の楽しさの一つだろう。また、今回の問題に限らずだが、一次関数の問題を解くときに「2点から直線の式を求める」ことを利用する問題は多い。是非多くの練習を積んでみてほしい。

TOP