反比例のグラフは双曲線という形になる。それぞれの曲線は、原点で対称になっている。
まずは\(x\)と\(y\)の対応表に注目してほしい。(1)は対応表のどの部分も
\(xy=6\) \((6\times1=6 , 3\times2=6 , 2\times3=6 …)\)
が成り立つし、(2)は対応表のどの部分も
\(xy=-4\) \((4\times(-1)=-4 , 2\times(-2)=-4 , 1\times(-4)=-4….)\)
が成り立つことが分かるだろう。
反比例のグラフは、定規で線を引くようなものではないので、フリーハンドで書けばよい。なお、反比例のグラフの線は\(x\)軸や\(y\)軸に「ギリギリ近づいていく」だけであって、\(x\)軸や\(y\)軸と交わることはないので、その点は注意しよう。また、普段扱うことはあまりないのだが、数は\(0\)で割ってはいけない、というルールも再確認しておこう。