反比例のグラフから式を求めるのは、そう難しいことではない。やっている作業だけ見れば、「一点座標を取って、\(x\)と\(y\)をかけ算し、\(a\)を求めて式を作れば終わり」である。非常に簡単に見えるだろうし、実際、簡単だ。
ただ機械的に解くのではなく、あくまで反比例の式
\(y=\frac{a}{x}\)
が存在するうえで、その式を変形し
\(xy=a\)
があることは意識しておきたい。
また、どの座標を用いても正しい答えは導き出せる。テストなどを解くとき、時間があれば、いくつかの座標を使って計算し、正しい式になるのかどうか、確認するのもよい方法だと思う。