*この文章は2015年に受講生向けに書いたコラムを加筆修正したものです。
フェルトでしおりを作る
フェルトでしおりを作ることにした。こんな感じのやつだ。
http://howaboutorange.blogspot.jp/2012/05/diy-geometric-felt-bookmarks.html
オシャレ!
100均のフェルトが手元にあったので、切り抜いていくだけ。周りははさみでスラスラ切れるのだが、カッターでフェルトを切ろうとするとなかなかうまく切れない。唸りながらなんとか完成させたのがこちら。
ぼろぼろで悲惨に…
写真で見ると意外といい!?という気もするが、実物はなんかペラペラでイマイチ。フェルトが柔らかくて切りづらく、そのせいかどうしてもカッターで切る部分が毛羽立ってしまう。
そこで、まずはフェルトを固める方法はないかと思い、裁縫とかをやる友人に聞いてみたところ、接着芯というものの存在を知った。裁縫など縁遠い人生を歩んでいた私にとっては初耳だ。布などを補強するものの様で、それを使えば固くなるのでは?とのこと。しかし手芸店(入ったことない!)によっては接着芯の色のバリエーションも少ないかも知れないらしく…なんだか難しそう。
悩んでいたら「水で薄めたボンドで固めるのがいいのでは?」と教えてくれた。なるほど、それなら簡単そうだ。
フェルトを20分くらい水で薄めたボンドにつけ、乾燥させる。それだけ。
そして固めたフェルト切る!おぉ、サクサク切れる!そして完成したのがこちら
多少はマシになった。固さもある。しかしカッターで切った部分がボサボサになるのも変わりない。とにかく毛羽立つ。100均のフェルトだからダメなのか?デザインナイフを買った方がいいのか?
と解決策を探していたら高校生の子に、「カッターを引いて切るんじゃなくて刺すように切ればいいのでは?」とアドバイスをもらった。これが見事ヒット!
段ボールを敷いてその上から刺しながら切ると面白いように切れる。「美術の先生がそんなこと言ってた」そうだ。おお!美術の授業が役に立つ!感激。
そしてついに…
シャープ!
カッコイイ。これぞしおりの完成形。これを本に挟んでいたら間違いなく「オシャレ!」と思われるであろう出来になった。部屋のインテリアとしてもありかも。美術センスのない私でもここまでできたのは非常に嬉しい。みなさんも夏休みの自由研究で(別に宿題としてじゃなくても)何か作ってみては?
後日デザインナイフを購入したら、圧倒的に楽だった。デザインナイフ便利。