前提として\(3x=3\times x\)であることは知っている必要がある。そのうえで、\(x\)に様々な数を代入する。
\(x=1\)を代入したら\(3\)になるし、\(x=-2\)を代入したら\(-6\)になる。
代入の計算をする際、例えば
\(3x^2+4x\)で\(x=2\)のときの値を求めよ
という問題があった場合、
\(3\times 2^2+4\times2=12+8=20\)
と式を書く人も多いが、代入する部分の計算はたいてい暗算で出来るので、上の問題くらいならば暗算でやってしまおう。もちろん暗算があまり得意でなければ式を書いて解いても問題はないが、計算は速度も大切だ。
また、数字を代入するだけでなく、多項式を代入することもある。これは、次に習う「連立方程式」でもよく使う動きなので、確実にしておきたい。多項式を代入するときは( )をつけて代入する必要があるので、忘れずに。