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今までは何げなく
\(2+3=5\)
のようにイコールを使ってきたかもしれない。計算結果がイコール、と思っている人も多いと思う。しかしイコールの意味は
イコールの左側と右側が等しい
ということだ。
これを
左辺=右辺
と表す。まずはこのことを、強く意識していたい。等しいものはイコールで結べるのだ。
なので(1)では「ボールの代金+クラブの代金=代金の合計」という等式が作れるのは何となく想像ができるだろう。(2)も「出した金額-おつり=商品の代金」という式になる。
イコールと同じように、以上以下、あるいは、~より大きい、~より小さい、という式は、不等号を用いて表すことができる。
\(x>5\)
ならば「\(xは5より大きい\)」
という意味になるし
\(a<8\)
ならば「\(aは8未満\)」
という意味になる。
等式の意味を知っておくことで、次の章で習う「方程式」というものも理解しやすくなるはずだ。